海の上にただ揺蕩うように、夢と記憶、自己と他人、現在と過去が混ざり合う不思議な感覚。特にストーリーがあるわけでは無い。ただ気持ちがよい。美しいポップソングを聴いているよう。

あらすじ。小さい頃、別荘に遊びに来ていた貴子と、その管理人の娘の永遠子はよく遊んでいた。大人になってまた、再び別荘を売り払う手続きをするために出会う。