嫌われる勇気

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これは「原因論」と「目的論」の違いです。あなたのおっしゃる話は、すべてが原因論に基づいています。 われわれは原因論の住人であり続けるかぎり、一歩も前に進めません。 — location: 268 ^ref-37021


経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自らを決定するのである」 — location: 294 ^ref-49954


手段として、怒りという感情を捏造し — location: 357 ^ref-47635


「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかで — location: 493 ^ref-50823


一方、アドラー心理学では、性格や気質のことを「ライフスタイル」 という言葉で説明し — location: 551 ^ref-48496


たとえば「わたしは悲観的な性格だ」と思い悩んでいる人がいたとしましょう。その言葉を「わたしは悲観的な〝世界観〟を持っている」と言い換えてみる。 — location: 559 ^ref-7160


変わることで生まれる「不安」と、変わらないことでつきまとう「不満」。 — location: 619 ^ref-64911


もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできません。 — location: 645 ^ref-17286


短所ばかりが目についてしまうのは、あなたが「自分を好きにならないでおこう」と、決心しているから — location: 709 ^ref-34985


ます。「悩みを消し去るには、宇宙のなかにただひとりで生きるしかない」 のだと。しかし、そんなことはできないのです。 — location: 803 ^ref-17698


それは客観的な「劣等性」ではなく、主観的な「劣等感」であることを理解してください。身長のような問題でさえも、主観に還元されるの — location: 897 ^ref-56956


主観にはひとつだけいいところがあります。それは、 自分の手で選択可能 だということ — location: 904 ^ref-33126


優越性の追求も劣等感も病気ではなく、健康で正常な努力と成長への刺激である」と語っています。劣等感も、使い方さえ間違えなければ、努力や成長の促進剤となるのです。 — location: 950 ^ref-61336


劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使いはじめた状態のこと を指します。 — location: 975 ^ref-14879


アドラーは「見かけの因果律」 という言葉で説明しています。 本来はなんの因果関係もないところに、あたかも重大な因果関係があるかのように自らを説明し、納得させてしまう、 — location: 984 ^ref-16672


は、 Aさえなければ、わたしは有能であり価値があるのだ、と言外に暗示している の — location: 1006 ^ref-53563


あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸る — location: 1032 ^ref-54379


もしも自慢する人がいるとすれば、それは劣等感を感じているからにすぎない」 — location: 1056 ^ref-25618


誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいい のです。 — location: 1113 ^ref-7350


健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれる — location: 1117 ^ref-18718


それは対人関係を競争で考え、 他者の幸福を「わたしの負け」であるかのようにとらえているから、祝福できない の — location: 1214 ^ref-26132


私的な怒り(私憤) と、社会の矛盾や不正に対する憤り(公憤) は種類が違います。私的な怒りは、すぐに冷める。一方の公憤は、長く継続する。 — location: 1248 ^ref-38774


面罵 — location: 1256 ^ref-901


行動面の目標は「自立すること」と「社会と調和して暮らせること」の2つ。そしてこの行動を支える心理面の目標が「わたしには能力がある」という意識、それから「人々はわたしの仲間である」という意識 — location: 1362 ^ref-14985


アドラーはこれらの過程で生まれる対人関係を「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」 の3つに分け、まとめて「人生のタスク」と呼びまし — location: 1380 ^ref-38115


さまざまな口実を設けて人生のタスクを回避しようとする事態を指して、「人生の 嘘」と呼びました。 — location: 1507 ^ref-47852